Hikaru Kawai
河合ひかる

Contemporary Artist/Film maker
現代美術作家/映像作家


 1999年東京生まれ。ハーフ/ミックスルーツである。このような背景から、文化的に構築された国籍・人種・言語・家族規範といった、人々を属性付けカテゴライズする「境界線」 「眼差し」、あるいはこれらの記号に回収され、見過ごされてきたパーソナルで小さな「語り」に関心を持っている。
 作品の多くは、自分自身の記憶と身体を取り入れた切実さを伴う表象を、詩的な写実映像を用いて表現している。作品発表を通し、境界線が生む偏見や優位性を揺らがせることを目指している。近年の主な活動として『出会い━物語のはじまり』(軽井沢ニューアートミュージアム,2023)『亲爱的声音━親愛なる声へ』(コートヤードHIROO,2023)などがある。



受賞歴
2024 LIFE LAND ART SHIBUYA ART AWARD,スプツニ子!審査員特別賞
2024年 第4回 ERIFF国際和解映画祭,映像部門優秀賞
ATOM ART AWARD 2022,コートヤード賞 


学歴
2018年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 入学  
2022年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業   
同年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 入学 



専門・専攻
映像(実写、実験映画、ドキュメンタリー)、ビデオインスタレーション、写真


示・活動歴(滞在制作・ワークショップ開催含む)
2018-2021 
学内展「武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻・版画専攻進級制作展」,東京,石井友人賞  
学内展「武蔵野美術大学造形学部油絵専攻・版画専攻 コンクール展 2020」, 東京,小林耕平賞​​​​​​​
学内展「油絵専攻 百瀬文ゼミ 成果展」,東京

2022 
学内展「武蔵野美術大学 卒業・修了制作展」,東京
企画展「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」,国立新美術館,東京   
2人展「Boaders」,WALLA,東京   
学内展「ATLAS展2022」,東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士1年・博士2年合同展,東京芸術大学 取手校地   
グループ展「再来さんや 小さい芸術祭 2022」,泪橋ホール,東京   
グループ展「ATOM ART AWARD 2022 受賞者展」,コートヤードHIROO,東京   
グループ展「Cultural BYO…ね!」アートアクセスあだち多国籍美術展,千住の家,東京   
グループ展「長亭ギャラリー展 2022」,長亭ギャラリー,東京 

2023 
企画展「出会い━物語のはじまり」,軽井沢ニューアートミュージアム,長野   
個展「亲爱的声音━親愛なる声へ」,コートヤードHIROO,東京  
滞在制作,浜松市鴨江アートセンター アーティスト・イン・レジデンス,静岡 

2024 
グループ展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」,PLATFORM13,東京   
個展「肌、旗、地殻」,浜松市鴨江アートセンター,静岡
学内展東京藝術大学 先端芸術表現科学部4年・修土2年WIP展2024」,東京芸術大学 取手校地   
上映「第三届武汉柏林电影周」,纽宾凯电影艺术公园,中国湖北省武漢市
上映「第4回ERIFF国際和解映画祭」,早稲田大学大隈記念講堂大講堂,東京
滞在制作,ARTIST IN FUTABA 2024,福島県双葉町

2025 
グループ展「LIFE LAND ART SHIBUYA ART AWARD,東急プラザ「ハラカド」,東京
学内展「第73回 東京藝術大学 卒業・修了作品展」,東京芸術大学 上野校地
地域芸術祭「ARTIST IN FUTABA 2024 制作発表展」,福島県双葉町







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