2020年 6分 映像インスタレーション  
 自分の言葉を Google の翻訳機能で「エスペラント語」に変換させ、その自動音声と私の肉声が混ざり合った空間を構成し た。尚、セリフは「 After The FLOOD」と同じもの。エスペラント語とは、人工的に作られた国際共通語である。「言語を 超えて、人々が分かり合うことが出来るように」理想を持って作られた言語だ。作者がこちらに語りかける様子が壁に大画面 で映し出され、その手前にはipad が置かれている。作者の音声にオーバーラップする形で、iPadの小さな画面上で瞬時に翻 訳され、スピーカーからは自動音声が発されている。私の拙い語り口と、理想的な人工言語。果たしてどちらの声の方が、「伝わる」のだろうか?

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